こんばんはノリオです。
ふと結婚式の時にあった話を思い出したので書きおこしておきます。
ここでいう他人というのはいわゆる「ゲスト」というやつで、友人や親戚などです。
目次
僕の式で実際にあった話
新郎サイド、つまり僕の方のゲストにはとてもキャラの強い自営業の方がいました。
その方をゲストとして招待した時、「結婚式のゲストが参加できる面白いことをやるからやらせて!」という話が来ました。
僕としては普通に式を楽しんでくれればそれで良かったのですが、どうしてもと言うので採用することにしました。
内容は、Facebookでページを立ち上げて、そこにゲストの皆さんからの写真を載せてもらい式の最中にリアルタイムで写真を共有してもらう、というもの。
その方はカメラマンもするということでした。
ちょっとおかしいと思った瞬間
「じゃあFacebookページの立ち上げよろしくね!」
最初からおかしかったのです。
なぜか自分がやると言い始めたことに僕が関与しなければならなくなりました。
あるときは「ページのタイトルがわかりにくい、作り直して」や
妻と二人で任されていた写真付きの投稿に対して「投稿が誰向けがわからないからやり直せ」など、なぜか僕の責任になっていく始末。
挙げ句の果てに、「カメラマンやる分ご祝儀は1万円にさせてもらうから」というお金の話。
僕らの結婚式で、楽しい準備期間のはずなのに僕の胸の中はなぜかこの人がやると言ったはずの「余興」でいっぱいでした。
式の予算にも口を出される
なぜかお金を出さない人から見積書を見せろと言われ、当時は抵抗なく見せたのですが、
「高すぎるだろ。俺らの時は予定よりお釣りが来るようにしたんだ。ドレスも高すぎ、選びなおしたら?」なんて余計なお世話を言われました。
ちなみにこれを言われた時、式まで残り2ヶ月です。
ドレスも妻がいいものを打ち合わせの序盤で選んでいたので、もうキャンセルはききません。
これにはさすがに腹も立ちましたが、「怒ることはみっともないこと」と僕の謎のプライドが邪魔をして怒れませんでした。
迎えた当日…
結婚式自体はとても楽しいもので、久しぶりの仲間や親戚たちといい時間を過ごせました。
ただ蓋を開けてみると、120人ほどのゲストに対してFacebookページの参加者は10人ほどでした。
カメラマンとして写してもらった写真も、ほとんどは式場のカメラマンさんのものと似通った写真。正直いりませんでした。
僕がなぜか怒られながら、そして腑に落ちないままやっていた半年間はなんだったんだ…。
式全体が楽しかったからよかったものの、僕の心には大きなしこりが残ってしまいました。
心の傷に対して残ったものが少なすぎた
1万円いただいたことには感謝していますが、一生物の結婚式にあまりにも大きな代償だったと今は感じています。
ウェディングプランナーの方ともこの件でだいぶ電話したり、消耗させてしまったので。
こんなことなら式場と我々夫婦の間だけで話を進めればよかったなあと感じています。
向こうは良かれと思ってやっているのだが
同じような問題に面しているあなた、悪いことは言いません。
気持ちだけ受け取って流しても大丈夫ですよ。
僕のように、式の費用にまで口出しし始めるような方もいるので、そういった余興の話は気持ちだけいただきましょう。
向こうに悪気がないというのは、僕たちそしてあなたにも脅威です。
良かれと思って言われていても傷つくことはあります。
あなたの目指すものの邪魔をさせないでください。
あなたが納得するものをあなた自身で構築していきましょう。